「ニューバランスの1000番台って何?」「1000番台の中からどのモデルを選ぶべき?」などニューバランス1000番台について気になっていませんか?
ニューバランスには900番台や500番台など様々なシリーズがありますが、1000番台はもっとも人気のあるシリーズです。
今回はニューバランス1000番台の特徴や各モデルの違いを徹底深堀りしていきます。
そもそもニューバランス1000番台とは?
1. フラッグシップモデル
ニューバランス1000番台は、ニューバランスのフラッグシップとして位置づけられるモデルです。
発売当時のニューバランスがもつ最新のテクノロジーが搭載されており、ニューバランスの進化を体現するシリーズとなっています。
M1300を筆頭に多くの名作がそろう、ニューバランスを代表する品番です。
2. 高品質なUSモデル
ニューバランス1000番台は米国産で高品質なハイエンドモデルが多いです。
※1500・1530はUKモデル。アジア産復刻モデルあり
一つ一つ職人の手により手作りされており、その品質はアジア生産のものとは一線を画しています。
素材も天然皮革など高品質なものが使われることが多く、高級感を感じる仕上がりになっています。
3. 時代に沿ったデザイン性
最先端のテクノロジーを搭載した1000番台。
ニューバランス最高の履き心地を味わえるだけではなく、デザイン面でも評価が高いです。
ニューバランス1000番台はレトロでクラシックなデザインの1300から始まり、ハイテク感のある1700へとシフトしていきます。
その時代に合ったデザイン性を持ち、洗練された印象を与えます。
1000番台の主要7品番を解説
1300
1300はニューバランスのフラッグシップモデルである1000番台の最初のモデルです。
1985年に130ドルという、当時の一般的なスニーカー価格の3~4倍ほどの高額で販売されました。
すでにニューバランスの定番ともなったミッドソールENCAPですが、初めて搭載されたのはこの1300です。
現在でも5年ごとに復刻版が販売されていますが、その度に即完売する大人気モデルです。
1500
1989年に登場した1500。
一体形成型ENCAPミッドソールなど販売当時の最先端テクノロジーが搭載されており、極上の履き心地で人気を集めました。
他の1000番台がUS生産であることが多いのに対し、1500はUK生産です。
英国工場で職人の手によって手作りされており、クラフトマンシップあふれる卓越したクオリティに仕上がっています。
1400
1400は1000番台の3代目です。
1500より前に企画・サンプル生産はされていたものの当時の技術では製品化が難しく、結局1500よりあとの1994年に販売されました。
踵部にENCAP、前足部にC-CAPを採用しており、優れた安定性と衝撃吸収性をほこります。
さらに900番台のオンロード向けアウトソールと、500番台のオフロード向けアウトソールの中間のようなアウトソール仕様になっており、幅広いシーンで活躍する一足です。
1600
1600は1994年に販売された1000番台の4代目です。
ソールシステムABZORBが1000番台で初めて搭載されたのは、この1600からです。
3代目の1400がレトロクラシックな印象のデザインだったのに対し、4代目の1600は流線型デザインのアッパーやボリューム感あるソールなどでハイテク感を感じるデザインです。
1700
1700は1999年に販売された1000番台最後のフラッグシップモデルです。
アウトソールにはNduranceを採用し耐久性を、ミッドソールにはABZORBを採用しクッション性と快適な履き心地を実現しています。
ボリュームあるアッパーと小さなNロゴで、洗練された印象のデザインです。
1530
1530は1500の30周年記念モデルで2019年に販売されました。
1500と同じくUK生産で、高級感あふれる仕上がりが特徴です。
基本的な構造やデザインは1500を踏襲していますが、大きく違うのがミッドソールです。
1500ではENCAPが用いられていましたが、1530はREVLITE(レブライト)が採用されており、軽量になっています。
1010
1010はブラジル人トップスケーター“TIAGO LEMOS“のシグネチャーモデルとして、最先端のテクノロジーを搭載して作られています。
ミッドソールにはFuelCellを採用し、高い反発性と衝撃吸収性を実現しました。
さらにN duranceやFantomFitで耐久性とフィット感にも優れており、スケーターの動きをしっかりサポートします。
各モデルの違いの比較一覧
品番 | 1300 | 1500 | 1400 | 1600 | 1700 | 1530 | 1010 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
形 | |||||||
定価 (税込) | 28,600円~33,000円 | 28,600円~30,800円 | 37,400円 | 19,800円 | 39,600円 | 30,800円 | 14,850円~16,500円 |
足囲 (ウィズ) | やや細い
(D) | やや細い
(D) | やや細い
(D) | やや細い
(D) | やや細い
(D) | やや細い
(D) | やや細い
(D) |
木型 (ラスト) | やや細身
(SL-1) | やや細身
(SL-1) | やや細身
(SL-1) | やや細身
(SL-1) | やや細身
(SL-1) | やや細身
(SL-1) | やや細身
(SL-1) |
主な機能 | C-CAP
ENCAP | ENCAP | C-CAP
ENCAP | ABZORB
ENCAP | ABZORB
Ndurance | REVLITE | FuelCell
Ndurance FANTOM FIT
|
発売年 | 1985 | 1989 | 1994 | 1994 | 1999 | 2019 | 2021 |
まとめ
ニューバランス1000番台の特徴と、各モデルの詳細をご紹介しました。
以上を参考に、自分に合ったニューバランス1000番台選びの参考になれば幸いです。